こんにちは!
4歳差(今年で2歳と6歳)の子供たちを育児中のことのです。
最近、子供たちと一緒にアンパンマンの映画をおうち鑑賞するようになりました。
今回レビューする映画は、2019年公開(劇場版31作目)のアンパンマン映画「きらめけ!アイスの国のバニラ姫」です。
この記事では、「アンパンマン映画『きらめけ!アイスの国のバニラ姫』の映画レビュー」「2歳・6歳の反応」「怖い場面」について書いていきます。
- 子供とのおうち時間に映画を観たいけど、何を観ようか迷う
- 小さい子供が観ても安心・怖くないアンパンマン映画を知りたい
- 「きらめけ!アイスの国のバニラ姫」の感想や子供の反応を知りたい
おうち映画ならではの視点で、子供たち2人のリアルな反応、親から見た映画の内容の印象をネタバレありでレビューしていきます!
「きらめけ!アイスの国のバニラ姫」のあらすじをざっくり紹介(※ネタバレあり)
まずは、映画のストーリーのあらすじをざっくり紹介していきます。
ここから先はネタバレを含みます!
アイスの国のお姫様・バニラ姫は「魔法のスプーンでアイスを作る」という役目があり、毎日練習をがんばっています。
ですが、何度やっても上手にスプーンを使いこなせずアイスが作れません。
国としての機能(作ったアイスをいろいろな人に届ける)も停止中。
そんな中毎日練習を続けるバニラ姫ですがやはりうまくいかず、大臣からも横から急かされプレッシャーをかけられ、嫌になってアイスの国を飛び出してしまいます。
その後、コキンちゃんやアンパンマンたちと出会っていろいろかかわっていく中で、アイスを作るために大切なものに気づいたバニラ姫。
バニラ姫がいなくなったアイスの国ではばいきんまんが大暴れ。アンパンマンやバニラ姫がアイスの国を守るため立ち上がる…というお話です。
「バニラ姫」を2歳&6歳と観た感想|年齢別リアルレビュー
「映画を観た子供たちの反応」「映画を観て親が感じたこと」についても詳しく書いていきます!
「きらめけ!アイスの国のバニラ姫」2歳女の子の反応
最初の「手のひらを太陽に」と「ドレミファアンパンマン」の歌と踊りで大興奮!
歌詞はわからず歌えないのですが、一緒に手をぐるぐる回して楽しんでいました。
また、アイスが出てくると「アイス!アイス!」と大喜び。
(本人はそんなにアイスが好きではないようですが、ビジュアル的にかわいいからかな?)
ばいきんまんとの戦いシーンの中で出てくる「レインボーアイスクリームアンパンマン」も「アンパンマンいっぱーい!」と喜んでいました。
今回の映画では、怖がるシーンはとくにありませんでした。
ただ、2歳の下の子はとにかく「アンパンマン推し」のため、バニラ姫とコキンちゃんのシーンはあまり興味がなかったようです。
アンパンマンやばいきんまんが出るところだけはしっかりと観ましたが、興味がないシーンは自分でおもちゃを出して遊んでいました。
釘付けになってしっかり観たのは最初の歌と踊りのところだけで、あとは観たり観なかったり…でした。
「きらめけ!アイスの国のバニラ姫」6歳(年長)男の子の反応
「手のひらを太陽に」と「ドレミファアンパンマン」は一緒に歌いながら楽しんでいました。
映画を観つつしゃべりながら和やかな雰囲気で鑑賞。
海で遊んでいるシーンでは「楽しそうだね!」と言ったり、コキンちゃんのお弁当シーンでは「がんばって作ったんだね」と言ったり、飽きずに1本見ることができました。
終わったあとの感想は「バニラ姫かわいかった~!」でした(笑)
上の子は男の子ですが、かわいいキャラクターやかわいい世界観が大好き。
今までの最推しはメロンパンナちゃんでしたが、この映画をきっかけにバニラ姫推しになったそうです。
かわいい世界観やかわいいキャラクターが好きな子にはハマる映画だと思いました。
今回の映画では、怖がるシーンはとくにありませんでした。
上の子は「ドレミファアンパンマン」の曲が気に入ったようなので、ドレミを教えてみました!
右手のさわりの部分だけですが自分で弾けるようになり、喜んで披露してくれるようになりました。
(♪ドレミファソソソ~ ソファミレドドド~という感じで比較的覚えやすく、アンパンマンの曲を弾いてみたい!という子にもおすすめです)
\ドレミファアンパンマンの楽譜あり/
「きらめけ!アイスの国のバニラ姫」親の感想
私(母親)の率直な感想も書いていきます。
映画を観て思ったこと
バニラ姫は「お姫様」という立ち位置ですが、実際は「女王」「国主」的な存在。
ジェラート大臣という側近はいますが、おそらく両親はいないみたいです(すでにスプーンを継承しているということは、亡くなっているとかなのかな…)
スプーンはお姫様にしか扱えないため、詳しい使い方について教えてくれる人は誰もいません。
で、毎日焦って練習してもどうしてもできないし、隣の大臣からはちょこちょこプレッシャーをかけられる。
バニラ姫の気持ちになると、シンプルにつらすぎる。
その後いろいろあって、コキンちゃんという仲のいい友達ができたり、アンパンマンたちとかかわるうえで大事なことに気づいたり、魔法のスプーンも無事に使えるようになったりしました。
バニラ姫がスプーンを使えるようになったことで、国も機能するようになりました。
がんばりが報われてよかったです。
最初、バニラ姫は自分の立場上の責任・義務で頭がいっぱいになってしまっていましたが、コキンちゃんたちとのかかわりを通して、それだけではない「”みんなのために”するという気持ち」が生まれました。
やらなきゃいけないことに追われて、ついなんとなく過ごしがちな毎日。
「何のためにするのか/何のためにがんばるのか」なんて考えることは普段ほとんどありませんが、そうやって考えて自分なりの答えを出すことはきっと大切なことなんだろうな。
映画自体は「予想外」とか「どんでん返し」みたいなことはなく、王道で手堅く、きれいにまとまった作品でした。
ハラハラドキドキ感はあまり味わえませんが、アイスモチーフの映像が可愛く戦闘BGMもポップな感じ(ドレミファアンパンマン)
怖がる心配はほぼないので小さいお子さんと一緒に観やすい作品です!
ほか、個人的見どころ
この映画ではアンパンマンが地道にパトロールに励んでいる姿を見ることができます。
バニラ姫がパン工場に来た時、「みんなで海に行こう!」と海に行くことになるのですが、アンパンマンだけはパトロールに行きます(ジャムおじさん、バタコさん、チーズ、メロンパンナちゃん、クリームパンダなどは海でエンジョイ中…)
困っている人に顔を分け与えて顔がぼこぼこになったときにアンパンマンも海で合流するのですが、顔を取り換えてもらったらすぐ、また当たり前のようにパトロールに行きます。
「いつもえがおの アンパンマンは まいにちやすまず パトロール~♪」という歌が流れるときに他のみんなは海で楽しそうに遊んでいたのが印象的でした(※アンパンマンはもちろんパトロール中)
大人目線だと「アンパンマンもたまには休んだ方が良いのでは…?」「もう少しまわりが気遣ってあげてもいいのでは…?」「シンプルに働きすぎでは…?」と少し心配になったりもします。
今回の映画ではアンパンマンはとにかくパトロールをがんばっています。なかなか見ることができない「アンパンマンの地道な仕事ぶり」を見ることができます。
(ばいきんまんの相手以外にもいろいろやってるんだなぁ…)
「バニラ姫」には、子供たちが怖がる場面はある?
上の子は繊細で怖いシーンが苦手なため、アンパンマンのアニメも5歳前半くらいまでは「戦うの怖いから見たくない…」と言っていました。
そのため、「戦闘シーン怖くないかな?大丈夫かな?」と心配もありましたが、この映画の場合はまず戦闘BGMが明るい曲調だし、アイスの国で戦うので画面も全体的にかわいい。
ばいきんまんによりアンパンマンたちがアイスにされてしまうのですが、アイスになったアンパンマンたちのビジュアルもかわいい。
結果、全体的にかわいいので、怖がりな上の子でも大丈夫でした。
私たち親子の「おうち映画1本目」なのでまだ他とは比べられませんが、おそらくトップクラスに怖くないアンパンマン映画なはず。
「うちの子怖がりだけどアンパンマン映画怖がらずに観れるかな…?」と思っているママさんにはこの映画を推したいです。
まとめ:「きらめけ!アイスの国のバニラ姫」は初めてのアンパンマン映画におすすめ!
以上、「【アンパンマン映画レビュー】アイスの国のバニラ姫【2歳6歳と鑑賞】」という記事(映画レビュー)をお届けしました。
- かわいい世界観やかわいいキャラクターが好きな子
- 怖い戦いシーンは苦手な子
- コキンちゃん推しの子
バニラ姫が主役だとしたら、準主役はコキンちゃん。
バニラ姫とコキンちゃんの友情に重点を置いているからか、アンパンマンよりコキンちゃんのほうが出番が多いです。多分。
(アンパンマンの主な出番は「普段の地道なパトロール」と「終盤でのばいきんまんとの戦い」なので、アンパンマンの活躍をたくさん観たい!という子にとっては少し物足りないかもしれません)
今回の映画では、アンパンマンは、バニラ姫にさりげなく「気づき」を与えるポジションなのかな?と個人的には思っています。
かわいい世界観で戦いシーンも怖くないため、はじめてのアンパンマン映画にも最適な1本でした。
\ドレミファアンパンマンの楽譜あり/